英語コーチ 北岡真衣

「英語力」と「さらに伸ばし続ける力」を手に入れよう!

男子100M 祝!日本新記録! そこから見えてくるもの

祝!

アメリカ現地時間、6月7日(金)に、男子100Mの日本新記録が出ました!

9’97!!

サニブラウン選手(アメリカ・フロリダ大学2年生、20歳)が、
全米大学選手権の決勝で出しました(^^)
3位入賞です!
素晴らしい!

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(NCAAより)

アメリカ大学・陸上部

高校生の頃から注目されていた、サニブラウン選手。
その進学先を、「アメリカの大学」を選んだこと、更に「陸上部」という共通点から、私はとても親近感を感じていて、ずっと応援しています!

東京オリンピックが来年となる中の、新記録!
期待が膨らみます♪

サニブラウン選手の所属先、フロリダ大学は、アメリカではスポーツの強豪校の一つです。
そして、NCAA(National Collegiate Athletic Association:全米大学体育協会)に所属しています。
NCAAは3部門あって、Division ⅠⅡⅢ(123)となり、スポーツレベルでは「Ⅰ」がトップです。
もちろんフロリダ大学は「Ⅰ」です。
余談ですが、NCAAは、「エヌ、シー、ダブルエー」とも呼ばれたりします。

少し話がずれますが、このNCAAには約1200校が所属しており、放映権料を中心に年間1000億円の収益を上げているそうです。
そして、その仕組みを日本の大学に取り入れたい、と文部科学省は発表したようです。(参考)

確かに、アメリカの大学(特に人気スポーツが強い学校)は、それはそれは素晴らしい施設をこしらえていました。
一例 

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(参考)

日本のプロ野球並みかと思われる程、いや、それ以上に感じませんか?
この人数!これ大学スポーツです(驚)

テレビでももちろん放送され、スポーツ好きの方は、お気に入りのチームというより、お気に入りの大学がありました。
私の留学先のOklahoma州では、オクラホマ大学(Oklahoma University)のアメリカンフットボールチームが大人気で、よく、”Oklahoma University"とデカデカと書かれた、チームカラーのTシャツを着ている人をスーパーなどでよく見かけました。
普通の光景でした。

でも、よく考えると、日本で「東京大学」って書いたTシャツを着ている人、見ること少ないですよね(笑)? 

高校の走りとの違い

サニブラウン選手、今は大学に入って2年目。
私が今回一番注目したのは、「筋肉」
あれ?あんなに腕の筋肉(特に肩周り)ついていたっけ?と思いました。

大学のコーチ(監督)も、何かのインタビューで「筋力が付いてきて、走りにパワーが加わった」と言われていました。

また、フォームも改善されたように思いました。

私の母校(高校)の陸上部の恩師は、個人個人のフォームを変えるような指導はあまりされてなかった記憶があります。
それは、「生まれ持った骨格や筋肉があって、そのナチュラルなフォームを大切にしたい」と言うことでした。
サニブラウン選手の高校の恩師も同じようなことを言われていた気がします。
なので、高校生の彼は、少し前傾気味で、体幹(軸)がしっかりしてなかったように思えました。(私の個人的意見)
あと、腕振りも少し気になっていました。外に開くので。

⇒それでも、あのタイム!末恐ろしい!と思ったのを覚えています。

それが、大学生になり、しっかりした走りをしているな~という印象を持つ程、フォームが改善されたと思いました。

筋力+フォーム、これで更に速くなったんだな~と思いました!


また脱線しますが。。。日本の高校生の陸上レベルって結構高いんです。
現に、ジュニアオリンピックと呼ばれる、若い選手の大会では、多くの日本人が金メダルを取っています。
何かでも読んだことが有りますが、日本陸上界の課題は、
「このジュニア期から、シニア期への移行。
つまりジュニア期から更に記録を伸ばすことが大切!」なようです。
ジュニア期で成熟してしまっているのかもしれません。

その点、アメリカ大学の陸上部のチームメイトを思い出すと、高校ではフットボール「も」やっていたという男子生徒が多かったです。
女子生徒は、ソフトボールやサッカーなど。
つまり、高校では専門種目一つには絞ってない生徒が多く、大学で「専門技術」「筋力」を強化して、記録を伸ばす、という感じでした。
それも肌で感じていました。

悲しいコメント

そんなサニブラウン選手の活躍をyoutubeで見ていたら、コメント欄に悲しい書き込みがあるのを見つけました。

「日本人の顔じゃない」
「俺は、日本人だと認めない」

と。。。

確かにサニブラウン選手は、お父様が黒人なので、肌の色も顔つきも「一般的な日本人」とは違います。

では、日本人=アジア人?

そうではないですよね。
中国人、韓国人、モンゴル人、本当に私達とよく似ています。
国籍が違う、と言ったらそれまでですが、言葉も文化も違います。

「見た目をどうこう言う」
これは島国根性なのか、「みんな一緒」的な文化のせいなのか・・・

それよりも大切なのは、

サニブラウン選手は「日本人」として、”Japan”のユニフォームを着て、走っている、

ということ。

そう、彼は自身を「日本人」、母国を「日本」だと考えている事。

そしたら、見た目が違うだけで、「日本人じゃない」というのはあまりにもひどいと思います。

もしかしたら、そういうコメントを言われた方々は、彼に「妬み」があるのかもしれないとも思いました。

陸上短距離で100M決勝に残るのは、ほぼ黒人。
私の記憶の中だけですが、白人一人、アジア人一人がどこかの世界大会の決勝に進んだことが有ります。
なので、黒人という人種は、他の人種に比べるとDNAレベルで走ることに長けていると言えるかと思います。
また、科学的にも、骨盤の前傾具合から、黒人が有利と言われているそうです。

だから、サニブラウン選手が、「黒人の血を引いており何も努力しなくて速く走れるようになった」=ずるい!

っていう気持ちが、あのコメントには込められていると感じました。

でも、黒人の中でも足が遅い人はいっぱいいます!(私の友達含める、笑)
日本では、国際結婚するカップルが2016年時点で約2万組。
婚姻総数から考えると、29組に1組は国際結婚カップルなのです。(参考)

結構身近に感じませんか?

それなのに、スポーツで活躍している選手、どれだけいますか?
一握りどころか、すごく少ないですよね?

ということは、サニブラウン選手は、

生まれ持った才能だけで、速く走れるのではないのです!

そう思うと、純粋に応援したくなりませんか?
がんばれ~って^^

東京オリンピックの舞台で、陸上競技で一番盛り上がる、男子100m決勝。
そこに日の丸と”Japan”の文字が見れたら、どれだけ興奮するか!

私は、考えただけでテンションアップです(笑)

アメリカで大きく成長して、オリンピックで活躍して欲しいと思います。

 

Go! Sani Brown!!